80周年は故郷を表敬訪問へ 東京笠利会が総会
2024年10月09日
地域

東京山ゆり会の島唄に合わせて踊る東京笠利会の参加者たち=6日、東京都千代田区
東京笠利会(築島秀宏会長、國分友彦幹事長)は6日、東京都千代田区の主婦会館プラザエフで第79回総会・懇親会を開いた。奄美市笠利町出身の会員や来賓など約100人が参加し、島唄や踊りなどで親交を深めた。
あいさつで築島会長は「80周年を迎える来年は、ぜひ笠利町の表敬訪問を実現したい。できるだけ会員の皆さんも元気に参加しましょう」と呼び掛け、来賓あいさつに立った奄美市笠利総合支所の國分正大所長は会員の古里訪問に期待した。
総会では会務と会計、監査報告をそれぞれ承認。80歳以上の敬老者に記念品を贈呈した。
懇親会は、カサン節(奄美大島北部の歌い方)の民謡教室、東京山ゆり会による「朝花節」でスタート。笠利町出身の唄者藤田晶さんの「豊年祭」や、ソロシンガー村山辰浩さんの「話を聞かせて」などで会場を魅了した。町内6校区から歌などの出し物が披露され、最後は「八月踊り」や「六調」を全員で踊って締めくくった。