きょうからシマ博夏  自然文化体験125プログラム  英語にも対応、奄美群島

2018年07月14日

地域

到着ロビーでシマ博をPRする関係者ら=13日、奄美市笠利町の奄美空港

到着ロビーでシマ博をPRする関係者ら=13日、奄美市笠利町の奄美空港

 奄美群島で開催される体験交流イベント「あまみシマ博覧会2018夏」が14日、始まる。奄美の希少な動植物を観察したり唄や踊りを体験するなど、125の多彩なプログラムを用意。一部は英語に対応する。13日は群島各地の空港でオープニングセレモニーがあり、来島者へイベントをアピールした。9月2日まで。

 

 シマ博は夏と冬合わせて17回目で、各島別のプログラム数は奄美大島76、喜界島17、徳之島13、沖永良部島9、与論島10。今年も海や森を舞台にした自然体験やその土地ならではの伝統文化に触れる郷土体験など、魅力的な内容がそろった。

 

 全プログラムを紹介するパンフレットは今回から英語の表紙を追加して、編集方法も工夫。右開きに読むと、通訳案内が可能な8プログラムの英語版の説明が掲載されており、来日外国人にも分かりやすい1冊になった。

 

 奄美市笠利町の奄美空港では、主催するぐーんと奄美(一般社団法人奄美群島観光物産協会)の関係者らが到着客を歓迎。奄美市の公式キャラクター「コクトくん」も駆け付け、来島者へパンフレットを手渡して参加を呼び掛けた。

 

 同協会の担当者は「参加人数も毎年増えており、奄美群島の観光プランとして定着しているのを感じる。夏休みシーズンに地元の人にもぜひ参加してもらい、島の良さを感じてほしい」と話した。

 

 プログラムの詳細は公式ウエブサイトでも閲覧できる。参加するには電話またはEメールでの予約が必要(一部プログラムは実施者に直接予約)。申し込みは電話0997(54)2621あまみシマ博覧会予約センター。公式ウエブサイト(http://shimahaku.goontoamami.jp/