ステージや花火でにぎわう ヨロンサンゴ祭

2022年08月17日

地域

エイサー演舞などで盛り上がったヨロンサンゴ祭のステージ発表=14日、与論町

第52回ヨロンサンゴ祭(同実行委員会主催)は14日、与論町の茶花海岸であった。多くの島民や観光客が来場し、ステージ発表や花火、出店を楽しんだ。

 

通常2日間にわたってパレードやハーリー大会などが繰り広げられるが、新型コロナウイルス感染症の影響で2020年は中止。21年は花火のみ打ち上げた。今年も1日間に規模を縮小。来場者には手指消毒やマスク着用など感染防止策への協力を求めた。

 

ステージには各種地元団体が出演。エイサーやフラダンス、音楽バンドなど多彩な演目で会場を盛り上げた。ステージ発表の合間には抽選会を開催。5店舗の出店があり、来場者は海岸で飲食を楽しんだ。

 

花火大会は約30分間。最初に青い花火を打ち上げ、日々新型コロナウイルス感染症対策に当たる医療従事者への感謝を示した。後半は音楽に合わせた花火打ち上げ。最後に、大輪の連続花火が打ち上がると、来場者から拍手が湧き起こった。

 

同祭実行委員長の山本翔士与論町連合青年団長(29)は「昨年よりは盛大に、との思いで準備を進めた。どれぐらいの人が来るか不安があったが、予想以上の来場者があった。島に元気を与える祭りができてよかったと思う」と笑顔で話した。