夜に映える鮮やかな光色 各地でイルミネーション 奄美市名瀬

2022年12月16日

地域

朝仁新町の山裾にきらめくイルミネーション=6日、奄美市名瀬

気分高まるクリスマスや年末年始を前に、奄美市名瀬の市街地や郊外でイルミネーションが点灯し、街を彩っている。夜に映える鮮やかな光は、見る人の心を癒やしている。

 

朝仁新町の山裾にきらめく光の装飾は、近くで木工所を営む中村勝美さん(72)ら仲間内5人で手掛ける。前回の卯(★う)年に始まり、十二支をひと回りした。

 

色とりどりに輝く装飾の中には、来年のえとのうさぎを意識したアマミノクロウサギの姿も。麓から見物できるよう、近くに駐車スペースも用意している。

 

名瀬港佐大熊地区の臨港道路沿いでは、幅約120㍍の壁面を埋め尽くした電飾が周囲を明るく照らす。奄美リサイクルが主導する2年目の装飾企画だ。

 

昨年比で2倍の電飾約7万球が生み出す光の空間は、幻想的な雰囲気を味わえる撮影スポット。学校帰りに立ち寄り、楽しむ高校生らの姿も見られる。

 

この2カ所のイルミネーションは来年1月10日ごろまで、午後6時から深夜にかけて点灯する。

名瀬港佐大熊地区の臨港道路沿いを明るく照らすイルミネーション=12日、奄美市名