奄美市住用町川内で八月踊り勉強会

2017年09月27日

地域

懸命に歌の練習をする子どもたち(上)と踊りの手本を見せる高齢者=22日、奄美市住用町の川内生活館

懸命に歌の練習をする子どもたち(上)と踊りの手本を見せる高齢者=22日、奄美市住用町の川内生活館

 奄美市住用町川内集落(山田絋一区長、74世帯146人)は6月から月2回、八月踊りを学ぶ勉強会を始めた。10月1日の豊年祭には子どもたちも参加し、これまで学んだ歌や太鼓を披露する。勉強会は、八月踊りを伝承してきた集落の高齢者が少なくなってきていることに危機感を感じた山田区長(73)が集落会で呼び掛けたのがきっかけ。毎回子どもから高齢者まで40人ほどが参加している。貴重な民俗芸能を学ぼうと、集落外から出身者やIターン家族の参加もある。

住用町川内で八月踊り勉強会始まる②170922栄