「津之輝」をブランド化
2014年11月20日
社会・経済
奄美大島で年内に出荷できるかんきつ類「津之輝(つのかがやき)」の商品コンセプト作成検討会が19日、奄美市名瀬の県大島支庁別館であった。果樹生産者や市町村の農政担当者ら約20人が販促活動の基本姿勢について意見を交換。タンカンに次ぐ有望品種と位置付け、ブランド化を図ることで一致した。
津之輝は濃厚な食味が特長の中晩柑類。施設栽培で年明け出荷を見込む本土産に対し、奄美大島では露地栽培で年内出荷できる利点がある。県園芸振興協議会大島支部などはポンカンに替わる新品種として商品化に着手。2012年度から本格的に苗木を導入し、約2千本を栽培している。