がじゃアイス、まちの新名物に 奄美市名瀬
2018年09月18日
社会・経済
奄美市名瀬の中心商店街に奄美らしいデザート「GAJAICE(がじゃアイス)」が誕生した。「商店街に人を呼び込む新しい名物を」と若手経営者らが開発。あっさりとしたバニラアイスに奄美大島産の黒糖をまとったナッツがトッピングされ、カリカリとした食感と優しい甘さが魅力だ。値段は300円(税込み)。
がじゃアイスは商店街に店を構える20~40代が中心となって企画。何度も会合を重ね、奄美群島で昔から親しまれている黒糖豆菓子(さたまめ)をヒントに考案した。
メンバー手作りのトッピングには、ピーナツ、くるみ、カシューナッツを使用。試作を繰り返しながら、3種のナッツの配合や粒の大きさにもこだわった。
2017年8月の商店街夏祭りで初めて売り出し、好評を得て今年から通年販売も開始した。商店街のイベントで提供するほか、同市名瀬のAiAiひろば1階管理事務所でも購入できる。
メンバーの一人の指宿俊彦さん(39)は「今後は飲食店などに協力を募り提供するお店を増やしていく。たくさんの人に食べてもらい、商店街の新名物として定着してほしい」と話した。