アボカドは産地化目指し栽培技術研修

2014年12月02日

社会・経済 

研修会で国産のアボカドを試食する生産者ら=1日、奄美市名瀬のAiAiひろば

研修会で国産のアボカドを試食する生産者ら=1日、奄美市名瀬のAiAiひろば

 国内消費が伸びている熱帯果樹・アボカドの栽培技術研修会(県大島支庁農政普及課主催)が1日、奄美市であった。果樹農家や県、市町村の農政担当者ら約50人が参加。マンゴーやパッションフルーツに次ぐ有望な果樹と位置付け、温暖な気候を生かした生産技術を確立することで一致した。アボカドの輸入量は年々増加し、2013年は6万5千㌧(158億円)に達した。ただ国産は全消費量の1%未満とごくわずか。市場拡大を見込み、静岡県や和歌山県などで参入が相次いでいる。