レストラン 4月から休業-せとうち海の駅
2014年06月12日
社会・経済
瀬戸内町の総合ターミナルビル「せとうち海の駅」内のレストランが4月から休業していることが分かった。海の駅指定管理者の古仁屋漁港ターミナルビル管理組合が経営難に伴い3月31日付で解散したため。再開のめどは立っていない。新年度以降、直営でビルを運営する町は「早期再開に向けて努力したい」としている。
同管理組合は町商工会、観光協会、漁協の3団体で構成。2007年の海の駅整備に伴い、町から管理委託されていた。
町まちづくり観光課や管理組合関係者によると仕入れコストの高騰や電気料金の値上げに加え、4月の消費税増税でレストラン経営の見通しが危ぶまれたため。双方で協議が行われてきたが、14年2月に組合側から町へ解散したい旨の申し入れがあり、3月31日付で指定管理者も取り消された。
町からの管理運営委託料は13年度930万円。14年度当初予算にはレストランリニューアルを視野にリフォーム代金を含む945万円が計上されていた。