多彩な催しでにぎわう 秋まつり、2年ぶりに 奄美市名瀬の中心商店街
2021年11月07日
社会・経済
2021年商店街秋まつり(奄美市通り会連合会主催)が6日、奄美市名瀬の中心商店街であった。「奄美大島・徳之島世界自然遺産登録記念」と題し、舞台発表や体験コーナー、マルシェなどさまざまなイベントを展開。ハロウィーンにちなんだ仮装ウォークラリーもあり、多くの市民でにぎわった。
まつりは夏・秋の年2回の恒例イベントだが、新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開催。森幸一郎会長は「お元気でしたか」と来場者へ呼び掛け、「商店街は人と人のつながりを大切にしている。これからも子どもたちの発表の場、家族との思い出作りの場を提供したい」と話した。
ステージは、10月に愛知県で開催された第69回全日本吹奏楽コンクール中学校の部で銀賞に輝いた朝日中吹奏楽部の演奏で開幕。13人という限られた人数ながら、美しいハーモニーで聴衆を魅了した。
書道パフォーマンスやダンス、ジャグリングなど多彩な演目で盛り上がり、最後は奄美高校の生徒によるファッションショーで締めくくった。
同時開催された「軽トラ市」は新名称への投票を募り、「なぜまちmarche′(マルシェ)」に決定した。会場には軽食の出店も並び、来場者は久しぶりの祭りの雰囲気を満喫していた。