大島工高の「工業祭」が復活! 関東大島工業会

2019年03月21日

社会・経済 

旧県立大島工業高校跡地でのイベントをPRする関東大島工業会のメンバー=19日、南海日日新聞社

旧県立大島工業高校跡地でのイベントをPRする関東大島工業会のメンバー=19日、南海日日新聞社

 2012年3月に閉校した県立大島工業高校の卒業生でつくる関東大島工業会が、母校の名が忘れ去られないようにと9月22日、同校跡地(奄美市名瀬浦上)でお祭りイベント「工業復活!工業祭」を開催する。同会の平田修会長は「OB、OGだけでなく島民皆さんに来て欲しい」と呼び掛けている。

 

 往年の青春時代をほうふつさせるイベントがめじろ押し。午前はグラウンドを使い、クラスマッチをイメージしたグラウンド・ゴルフ大会を開催。午後からは体育館でOBバンド「ティダ」「クレージーサウンズ」「ピンポンズ」などが出演する文化祭を企画している。

 

 同校の歴史を映像で振り返る企画や、NPO法人奄美青少年支援センター「ゆずり葉の郷」(奄美市名瀬)の三浦一広所長による講演も予定している。

 

 平田会長は「閉校から7年たち校名も忘れられてきているが、東京から奄美のために何かできないかとずっと模索してきた。この機会に同窓生と一緒に奄美を盛り上げたい」と話している。