奄美、27日ぶり感染ゼロ 新型コロナ
2021年05月25日
社会・経済
県と鹿児島市は24日、新たに19人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。奄美在住の感染者の確認発表はなかった。奄美在住者の感染発表ゼロは4月27日以来、27日ぶり。
4月28日から5月23日までの奄美群島の新規感染者数は合計で146人。1日の新規感染者数が2桁の日も複数あった。4月29日には奄美市、5月1日には知名町の飲食店を中心にしたクラスター(感染者集団)も確認された。
県内の感染状況に関して県は24日、阿久根市の飲食店で県内37例目の新たなクラスターが発生したと発表。関連の感染者は同日までに感染が確認された10歳未満から90歳以上までの男女18人。県によると、店舗関係者や利用客と、それぞれの知人、親族という。
また、県は同日、感染者1人の死亡を発表。県内在住の80代男性で、死因については「新型コロナウイルス以外」としている。
県内の感染者総数は24日現在、3150人。23日現在、221人が医療機関に入院し、148人が宿泊療養、12人が自宅待機中。重症者は3人で、酸素投与が必要な中等症者は62人となっている。