
テープカットで出荷本格化を祝った出発式(上)と、箱詰めのため持ち込まれた奄美プラム=7日、大和村のJAあまみ湯湾釜選果場
2016年産奄美プラム(スモモ)の出発式が7日、大和村のJAあまみ大和支所湯湾釜選果場であり、生産者や村役場、JA担当者など約50人がテープカットで出荷の本格化を祝った。奄美プラムは果樹・果菜類の害虫ミカンコミバエの奄美大島への侵入に伴い移動規制対象品目に指定されて島外出荷が危ぶまれたが、移動制限区域が4月末に解除され島外移出が可能となった。今期の共販目標は20㌧(前期実績23・9㌧)、800万円(同1058万8千円)で、同日は約700㌔が鹿児島県本土や宮崎、福岡、大阪などに向けて出発した。