奄美地方、8日にも大荒れか
2014年07月06日
社会・経済
強い台風8号は5日夕、フィリピンの東海上を時速25㌔で西北西へ進んだ。台風は6日以降、勢力を強めながら北上する見込み。奄美地方は8日から9日にかけて大荒れとなり、南部は8日昼前には風速25㍍以上の暴風域に巻き込まれる恐れがある。
名瀬測候所によると、台風は5日午後6時現在、中心気圧は955hpa。中心付近の最大風速は40㍍、最大瞬間風速は60㍍。中心から半径150㌔以内が暴風域に入り、中心から南東側500㌔以内と北西側330㌔以内は風速15㍍以上の強風域に入っている。
台風はこのまま予報円の中心を進むと、7日午後3時には与論島の南約600㌔、奄美市名瀬の南約760㌔、さらに8日午後3時には与論島の南西約170㌔、奄美市名瀬の南西約350㌔に近づく見込み。
奄美地方の海上は6日、次第にうねりを伴い、7日には波が6㍍に達して大しけとなる見込み。同測候所は高波に加え、台風の動きと最新の情報に注意するよう呼び掛けている。