奄美市・宇宿が事例発表/水土里サークル大会
2014年08月30日
社会・経済
国の交付金を活用して農地や農業用施設、農村環境などを地域ぐるみで保全する「水土里サークル活動」の2014年度推進大会は28日、鹿児島市の宝山ホールで開かれた。奄美市笠利町の「宇宿ゆいの郷ティダむらづくり隊」が活動事例を発表。「農業者や住民、関係機関・団体が一体となった地域共同活動を展開する」とした大会宣言を採択した。
宇宿ゆいの郷ティダむらづくり隊は07年度、「結いの心で郷土愛」をキャッチフレーズに活動開始。取り組み面積は約50㌶で、排水路2・1㌔、農道4・2㌔、パイプライン5・5㌔などを対象施設としている。
事例発表では岩元好量代表(72)、大瀬昭信副代表(62)、中村幸信書記(44)の3人が登壇。冒頭では島唄や島ぐちを交えながら、宇宿地区の伝統文化などを紹介し、会場を沸かせた。