接客飲食10店で使用可能 収益共有する食事券企画 屋仁川ママの会
2020年06月03日
社会・経済
奄美市名瀬にある歓楽街・屋仁川の飲食業者でつくる「屋仁川ママの会」(浜田美和会長、加盟10店)はこのほど、新型コロナウイルスの影響で厳しい経営を強いられている飲食店を守るため、加盟店で収益を共有する食事券「スマイルチケット」を企画、発売した。
チケットは1枚3千円。販売期間は5月9日から6月末までで、使用期間は7月1日から11月末まで。同会に加盟する10店舗を対象とし、使用は1回につき1人2枚が上限。利用店舗を問わず、収益は加盟店で分配される。
浜田会長らは1日、奄美市役所に朝山市長を訪ねて今回の企画を説明。「存続すら危うい店舗が多く、屋仁川を守るため自分たちにできることを考えた」と報告し、「支援制度が整うまで耐えたい」と行政支援にも期待を寄せた。
チケットは加盟各店で販売。詳しくは、しーまブログ内「屋仁川ママの会」ページ(https://yanigawamamanokai.amamin.jp/)。