新鮮野菜求め800人 産業まつりにぎわう 奄美市名瀬

2025年02月17日

社会・経済 

新鮮な野菜などを求め、買い物客でにぎわった奄美市産業ふれあいまつり=16日、同市名瀬

2024年度奄美市産業ふれあいまつり(同実行委員会主催)が16日、奄美市の名瀬中央青果であった。地元の新鮮な野菜、旬のタンカン、加工品などを求めて約800人が来場し、にぎわった。

 

イベントは、市街地と農村集落の交流促進や農林水産業の振興などが目的。農林水産物や加工品の販売、昔のおもちゃづくり、シイタケの駒打ち体験、資料展示など11団体がブースを設けた。

 

物販ブースでは、ダイコンやレタス、カボチャ、ミニトマト、パクチー、ズッキーニなど、さまざまな野菜が並び、買い物客が手を伸ばしていた。

 

子どもたちに人気だったのは、奄美手熟師会による昔のおもちゃ製作や、奄美産木材活用協議会の木工教室など。

 

木材を使ってミニ黒板を手作りした奄美小1年の米山あやきさん(7)は「金づちで打つ作業が楽しかった。いっぱいお絵描きしたい」と笑顔。妹のかやのちゃん(5)も「(金づちで)トントンして楽しかった」と話した。

 

来場者の多くが目当てとしていたお楽しみ抽選会も盛り上がった。