機内販売で大島紬をPR 胸飾り「ブートニエール」 JAC、8月末まで

2023年07月20日

社会・経済 

日本エアコミューターが販売している本場奄美大島紬を使った装飾小物「ブートニエール」(同社提供)

伝統工芸品の本場奄美大島紬を広くPRしようと、奄美群島内外で旅客機を運航する日本エアコミューター(JAC、本部霧島市)は18日、織物の一部を使い花形にデザインした胸元の装飾小物「ブートニエール」=写真=の機内販売を始めた。8月31日まで。

 

就航地域の魅力ある商品を機内で販売し、地域活性化を図る取り組みの一環。今回販売しているブートニエールは龍郷町赤尾木の大島紬村(越間得晴代表取締役社長)が製造した。JACは洋装との組み合わせで「華やかさを演出するアイテム」と紹介している。

 

商品は「泥大島」と「白大島」の2種類で各税込み4千円。すべてのJAC路線で取り扱うが、運航状況や在庫次第で販売できない場合もある。当面は機内限定とし、大島紬村では販売しない。商品に関する問い合わせは電話0997(62)3100大島紬村。