異例の高値推移/各市場で70万円超―大島地区1月子牛競り
2016年01月16日
社会・経済
与論家畜市場を皮切りに10日始まった大島地区の1月子牛競り市が、これまでにない高値で推移している。15日までに競りが終了した5市場の雌、去勢の総平均価格は税込みでいずれも70万円超となった。15日の喜界家畜市場での平均価格も70万円台に達するとみられる。6市場合わせた地区の平均価格も70万円を超え、異例の高値となる公算だ。
大島地区の市場別での1月競り平均価格をみると、10日の与論が70万6047円、沖永良部が72万4974円(11日)と72万2037円(12日)、徳之島が72万8820円(13日)と73万7353円(14日)=いずれも税込み=と推移。15日には瀬戸内町で73万2330円、奄美市笠利町でも74万8878円の高値を付けた。