自動チェックイン機を改良 非接触型でコロナ対策強化 JAL
2021年07月22日
社会・経済
日本航空(JAL)は21日までに、直接画面に触れることなく操作できる非接触型の自動チェックイン機を奄美群島で初めて奄美空港と徳之島空港に導入し、新型コロナウイルス感染症の水際対策を強化した。
JALグループは3月から、感染症対策として全国各地の空港で既設の自動チェックイン機や自動手荷物預け機のタッチパネルの非接触化に取り組んでいる。
非接触型の自動チェックイン機は、赤外線センサーにより、画面から約2・5センチ離れた位置で指の動きを感知するため、利用客は画面に触れずに搭乗手続きなどが行える。奄美空港は2台、徳之島空港は1台を非接触化した。その他の奄美群島の空港は、既設の自動チェックイン機がないため、現時点で非接触型の同機の導入は予定していない。
JALの宍戸一樹奄美大島空港所長(51)は「奄美空港ではこれまで、カウンターの抗菌・抗ウイルス加工なども実施した。これからも安心して旅行を楽しんでもらえる環境づくりに取り組んでいきたい」と話していた。