荷さばき所に活気 名瀬漁協で初競り
2020年01月07日
社会・経済
奄美市の名瀬漁業協同組合(満林春男組合長)で6日、初競りが行われた。漁協組合員や行政関係者らが出席し、今年1年の豊漁と操業の安全を祈願。荷さばき所には威勢のいい掛け声が響き活気に沸いた。
満林組合長は「今年、世界自然遺産に登録されれば観光客が倍増し、水産物の値段も上がり潤うだろうと期待している」、朝山毅奄美市長は「皆さんと連携して水産業の環境整備に努めていきたい。奄美ならではの魚介類を提供していこう」とそれぞれあいさつした。
荷さばき所には水揚げされたばかりのブダイやスジアラ、タコ、キハダマグロなどが並び、仲買人が目当ての魚介類を次々に競り落とした。
同漁協によると、水揚げ量は昨年の初競りに比べ300キロほど少ない1220キロ。量、価格ともに平年並みだった。