開発メニューが好評 東京で与論産食材フェア ヨロン島観光協会

2022年08月11日

社会・経済 

「ヨロン島フェア」で開発したメニューを紹介する岡田さん(右)ら=1日、東京都新宿区

【東京支社】与論島の特産品・文化・風景を東京でも楽しんでもらおうと、ヨロン島観光協会は1日から新宿区のバスあいのり3丁目テラスで、「ヨロン島フェア」を開催している。3月に続いて2回目。島内消費がほとんどだった特産品でオリジナルメニューを開発し、提供している。31日まで。

 

残暑厳しい都心では、ドラゴンフルーツやパッションフルーツを使った氷菓やマンゴー、島バナナを使ったアイスケーキなどが好評。与論ホロホロ鳥の鶏飯には、「いしかた」と呼ばれる島ミカンのこしょうあえが添えられ、島バナナのフルーツピザには与論牛のミンチがトッピングされている。

 

ヨロン島観光協会の岡田美保子さんは「与論産の食材をフードメニューとして提供し、使われた調味料や特産品を展示販売している。パンフレットも用意した。島気分を気軽に味わってもらい、誘客につなげたい」と力を込める。

 

都内から来場した30代女性は「与論牛と青パパイアのタコスを注文した。さっぱりとしておいしい。店内の大型スクリーンで流れているプロモーション映像も美しい。信じられないほど透明な海。沖縄から与論島へのアクセスをスマートフォンで調べていたところです」と笑顔で話した。