関係機関が奄美観光振興策を議論

2015年02月11日

社会・経済 

奄美観光の振興策を議論する参加者=10日、奄美市名瀬の県大島支庁

奄美観光の振興策を議論する参加者=10日、奄美市名瀬の県大島支庁

 奄美大島の観光振興策を議論する関係機関の合同会議が10日、奄美市名瀬の県大島支庁で開かれた。県や市町村、観光団体の代表ら約40人が意見を交換。那覇空港(沖縄県)を経由した外国人客の取り込みに期待する声のほか、世界自然遺産登録を見据えた取り組みについて「自然に負担をかけないよう海と山、里を一体的に巡るルートの整備を」「遺産区域だけでなく、群島全域に登録効果を波及させよう」との意見が出た。