陸自戦闘ヘリ2機が飛来 瀬戸内分屯地で補給訓練 アイアン・フィスト25

2025年02月23日

社会・経済 

瀬戸内分屯地に飛来したAH64D2機と燃料を補給する隊員たち=22日、瀬戸内町節子

19日に始まった日米共同訓練「アイアン・フィスト(IF)25」で22日、瀬戸内町節子の陸上自衛隊瀬戸内分屯地に、陸自西部方面航空隊の戦闘ヘリ「AH64D」2機が飛来した。九州から沖縄へ向かう途中の燃料補給訓練の一環。

 

AH64Dは佐賀県の目達原(めたばる)駐屯地の所属機で、国内に12機配備されている戦闘用ヘリ。陸上幕僚監部広報室によると、今回の訓練では主に長崎県の相浦駐屯地で行われている機能別訓練に参加し、着上陸部隊の支援を担っている。

 

同日は訓練の一環で、目達原駐屯地から飛来した2機が正午すぎに瀬戸内分屯地のヘリポートへ着陸。奄美駐屯地業務隊のタンクローリーで燃料を補給し、午後2時ごろ、那覇へ向け離陸した。

 

IF25では27日に沖永良部島で偵察ボートや米オスプレイを使用した日米合同の着上陸訓練や陸上戦闘訓練が、3月に奄美駐屯地で陸自輸送ヘリの燃料補給訓練が予定されている。