ANA社長の芝田さんが受賞 ロイヤルアングラー賞 日本釣用品工業会

2025年01月22日

社会・経済 

 獲物を手に笑顔の芝田浩二さん(日本釣用品工業会提供)

日本釣用品工業会が表彰する「ロイヤルアングラー賞」に瀬戸内町加計呂麻島出身の芝田浩二さん(ANAホールディングス代表取締役社長)が選出された。芝田さんは「釣りを通じた新たな出会い、自然と一体になって釣りに興じることでエネルギーをチャージできる」と魅力を語っている。

 

同賞は2008年度から始まり毎年、経済、文化、芸能、スポーツなど各界で活躍する釣りの愛好家、釣り文化の発展

ロイヤルアングラー賞を受賞した芝田浩二さん(日本釣用品工業会提供)

に寄与する人に贈られる。

 

過去の受賞者は俳優の梅宮辰夫さんや作家の北方謙三さん、バイオリニストの葉加瀬太郎さんなど多彩な顔ぶれ。

 

芝田さんは加計呂麻島で釣りに親しみ、小学生の頃は放課後に竹竿を持って釣行。その後は陸釣りから船釣りに。良い道具、良い仕掛けを探究し、今の好きな釣りは「釣り場をイメージしながら、自分で創意工夫して作った仕掛けで挑む『大物釣り』」という。

 

海外赴任中や出張先でも仕事の合間を縫って釣りに興じるほどといい、「2003年の八丈島で先輩の釣ったムロアジを餌に18㌔のカンパチを手巻きで釣ったのがとても楽しくて、大物釣りに目覚めた」と話し、国内外でマグロやGT(ロウニンアジ)を追い求めている。