JAあまみら、国にミカンコミバエ対策訴え
2015年11月20日
社会・経済
JAあまみ大島事業本部果樹部会(岡山俊一部会長)の役員や奄美群島市町村長会(会長・大久保明伊仙町長)の首長らは19日、農林水産省を訪れ、奄美大島で大量発生しているミカンコミバエの早期根絶や防除対策、果樹生産者への補償などを要望した。必要な人員や予算措置、廃棄果実の適正な買い上げ価格などを求めている。森山裕大臣は、テックス板(誘殺板)の空中散布の効果などに期待するとともに「短期間での撲滅が大変大事」と述べ、早期根絶へ全力を尽くす考えを強調した。一方、移動禁止区域外の果菜類の廃棄命令については慎重な姿勢を示した。