「奄美デー」で魅力PR 横浜スタジアム VRで世界遺産も発信

2022年05月07日

社会・経済 

「奄美デー」の始球式でピッチングを披露する安田奄美市長=3日、神奈川県の横浜スタジアム

奄美市は3日、横浜スタジアム=神奈川県横浜市=であったプロ野球の横浜DeNAベイスターズ対中日ドラゴンズの試合で「奄美デー」と銘打ったイベントを開いた。安田壮平奄美市長が始球式を行い、球場を訪れた奄美出身者や奄美ファンに奄美をアピールした。

 

球団が2019年まで秋季キャンプを行っていたことが縁で開催。球場の外では奄美市が観光PRコーナーを設け、仮想現実(VR)技術を活用して、昨年7月に世界自然遺産に登録された奄美大島の魅力を伝えた。

 

試合前には、奄美シマ唄の唄者で奄美大島出身の平田まりなさん(26)と成瀬茉倫さん(21)が、大島紬姿でベイスターズの関根大気外野手と山本祐大捕手に花束を贈呈。安田市長は、世界自然遺産に登録された昨年7月26日にちなんだ726の背番号で始球式に臨み、球場を沸かせた。

 

バックスクリーンには、1回の表と裏、6回裏の計3回奄美市のPR動画が放映され、約3万人の来場者は自然と人情味に溢れる島の素晴らしさに魅了されていた。