奄美産黒糖菓子が特別賞に 県新作観光土産品コンクール

2018年03月14日

社会・経済 

入賞した新商品が並んだ観光土産品コンクール=13日、鹿児島市

入賞した新商品が並んだ観光土産品コンクール=13日、鹿児島市

 鹿児島商工会議所などが主催する第11回県新作観光土産品コンクールの審査結果が13日、発表された。63社が124点を出品し、菓子部門の優秀賞に「きりしま恋茶」(㈲森三)、加工食品部門の優秀賞に「つきあげCANセット」(南海食品㈱月揚庵)がそれぞれ選ばれた。

 

 コンクールは1995年度から2年に1回行っている。今年の出品数は菓子部門36点(24社)、加工食品部門88点(41社)。明治維新150年にちなんだ商品を募り、約40点が集まった。

 

 流通業界や消費者の代表らが品質や市場性を基準に審査した。各部門で優秀賞、奨励賞、明治維新150年記念特別賞を選出。鹿児島市で13日、表彰式を開いた。

 

 菓子部門の150年記念特別賞には奄美大島産の黒糖を使った「西郷の黒糖シナモンバターサンド」(世紀産業㈱)が輝いた。同社の原口美津子代表は「奄美の黒糖は安心な食材として消費者からの信頼が厚い。シナモンとの相性もよく、自信を持って売り出せる」と話した。

明治維新150年記念特別賞に選ばれた「西郷の黒糖シナモンバターサンド」

明治維新150年記念特別賞に選ばれた「西郷の黒糖シナモンバターサンド」