小児科医・助産師確保が課題-伊仙町でシンポ

2015年11月22日

社会・経済 

  【徳之島総局】鹿児島大学主催のシンポジウム「安心して離島で子どもを産み育てるために」が21日、伊仙町のほーらい館であった。鹿児島市立病院総合周産期母子医療センター長の茨聡氏が基調講演し、母体や胎児、新生児を守るための救急搬送体制の強化や県内全域での高度周産期医療体制の構築を提言した。大学側と島内の医師や保健師らが徳之島での出産を取り巻く現状を報告。常勤の小児科医や助産師の確保が課題に挙がった。

 

 

徳之島の出産を取り巻く現状や課題を話し合ったシンポジウム=21日、伊仙町

徳之島の出産を取り巻く現状や課題を話し合ったシンポジウム=21日、伊仙町