沖永良部、新規就農11人を激励

2020年08月04日

社会・経済 

今後の目標などを発表する新規就農者=3日、和泊町役場

今後の目標などを発表する新規就農者=3日、和泊町役場

  沖永良部地区の「新規就農者励ましの会」(県大島支庁沖永良部事務所主催)が3日、和泊町役場であった。先輩農業者や関係機関の担当者ら38人が出席し、2019年度以降に就農した11人(和泊4人、知名7人)を激励。農家への支援制度や農業関係の各種団体などを紹介した。

 

 主催者あいさつで椛山良文沖永良部事務所長は「将来をしっかりと見据え、1日も早く技術と知識を習得し、目指す農業を実現してほしい」と激励した。

 

 この日、新規就農者は9人が出席。知名町屋者のほ場45アールでオリエンタルユリ栽培を始めた窪田大地さん(21)は「今年の出荷目標は5万本。今後は規模拡大に取り組み、5年後に10万本の出荷を目指す」と抱負を語った。

 

 会では県指導農業士会や和泊・知名両町の沖永良部農業青年クラブの活動紹介、新規就農者への記念品の贈呈などもあった。