沖永良部マンゴー品評会 金賞は田中さん

2020年08月06日

社会・経済 

20点の出品があった沖永良部島のマンゴー品評会=5日、和泊町

20点の出品があった沖永良部島のマンゴー品評会=5日、和泊町

 沖永良部果樹生産組合(田中隆治組合長、92戸)主催のマンゴー品評会が5日、和泊町役場であった。和泊、知名の両町からアーウィン種計20点の出品があり、和泊町国頭の田中組合長(63)のマンゴーが金賞に選ばれた。

 

 品評会は沖永良部島産マンゴーの生産振興と、高品質果実生産によるブランド確立が目的。町別の出品数は和泊9点、知名11点。県沖永良部事務所農業普及課の吉元彰治課長(59)を審査委員長に、同課や両町の担当課長ら計5人が果皮の着色や病害虫被害、玉ぞろい、糖度、食味などの項目で採点した。

 

 糖度は最高が15・8度、最低が10・1度。出品された20点のうち12点が13度以上だった。

 吉元審査委員長は「果皮の着色をしっかり管理できている実が多く、産地としてレベルが上がってきたと思う。今後も生産技術を高めて地域ブランド構築につなげてほしい」などと講評した。

 

 審査の合間に、別室で組合員を対象とした栽培研修もあった。

 

 金賞以外の入賞者は次の通り。(敬称略)

 ▽銀賞 東孝一(和泊町出花)、田中亜由美(同町国頭)▽銅賞 伊村達児(同町玉城)、竹譲治(知名町上城)