「勝って恩返しをしたい」 小林(天城町出身)、沖田(朝日中出身)が県代表で出場へ 国体少年サッカー競技
2018年08月18日
スポーツ
2018年国体少年サッカーの出場権を争う九州ブロック大会が10~12日、鹿児島市の県立サッカー・ラグビー場であった。神村学園1年の小林力斗(16)=天城町出身=と沖田陸(同)=朝日中出身=を擁する鹿児島県チームがAパートで2位に入り、9月30~10月4日に福井県の坂井市などである国体出場を決めた。鹿児島県の少年男子出場は14年の長崎国体以来4年ぶりとなる。
九州ブロック大会は8チームが出場。A、Bの2パートに分かれ、各パートの1、2位計4チームに与えられる国体出場権を競った。Aパートは鹿児島、大分、長崎、佐賀の4県。鹿児島は1勝1敗1分けで2位となり、3戦全勝で1位の佐賀とともに福井国体の出場権を得た。Bパートは福岡と熊本が出場権を手にした。
鹿児島県チームは県内の高校1年生16人で構成する。神村学園、鹿児島城西などから選抜した。小林はミッドフィルダーで身長162センチ。岡前小1年のときにサッカーを始め、卒業後に神村学園中等部に進学。今大会は初戦からフル出場した。沖田はフォワードで175センチ。朝日中では主将を務めた。今大会は途中出場ながら2得点。
小林は「全国の舞台に立てることができてうれしい。県の代表としてチームのために頑張りたい」、沖田は「これまでお世話になった皆さんのためにも勝って恩返しをしたい」と話していた。