「野球ができることに感謝」 出場前に市長表敬 離島甲子園・奄美市選抜
2018年08月04日
スポーツ
種子島で8~11日に開かれる全国離島交流中学生野球大会(離島甲子園)に出場する奄美市選抜の代表が3日、奄美市役所に朝山毅市長を表敬訪問した。村山匠美主将(朝日3年)は「野球ができることに感謝し、勝って恩返ししたい」と抱負を語った。
離島甲子園は、野球を通して島と島の交流を進め、青少年の健全育成につなげることなどが目的。現役引退後、全国の野球少年らと触れ合ってきた元プロ野球投手の村田兆治さんの提唱で2008年に始まった。今年は北海道から沖縄まで23チームが出場する。
奄美市選抜は昨年に続き2回目で奄美勢唯一の出場。市内の9中学校から3年生18人を選考した。夏休みに入って毎日、名瀬運動公園市民球場で練習を重ねている。
村山主将と平原直記監督、安田秀太郎副主将(小宿)が市長を表敬。朝山市長は「奄美の代表として監督や保護者の教えを守り、参加できない仲間の分まで頑張ってほしい」とエールを送った。平原監督は「優勝を目指して練習を続けてきた。いい報告をしたい」と話した。
選抜チームは7日に奄美を出発する。西之表市民体育館で同日、組み合わせ抽選とセレモニーがある。8日に開会式後、種子島内4球場で1回戦計15試合を予定。