与論町が初優勝 沖縄北部含む14チーム出場 やんばる駅伝与論島大会

2024年05月21日

スポーツ

一斉にスタートする第1走者=18日、与論町総合グラウンド

【沖永良部総局】第31回やんばる駅伝競走与論島大会(同実行委員会、与論町、琉球新報社主催)が18日、同町の総合グラウンドを発着点に9区間43・1キロのコースで開かれ、地元与論町チームが2時間35分36秒で初優勝を飾った。大会は沖縄北部と与論町から計14チームが出場した。

 

沖縄北部3離島(伊平屋、伊江、伊是名)の地域振興や交流事業の推進などを目的に毎年開催。与論町は第10回から正式に参加チームとして認められて参加している。与論島での大会開催は8年ぶり、同大会での離島勢優勝は第15回大会以来となる。

 

レースは区間ごとに順位が入れ替わる激戦となった。与論町は序盤から3位以内をキープ。2位でたすきを受け取った最終9区の山田勇基が前半で飛び出すと、好ペースを維持し、2位以下を大きく引き離してゴールした。

 

初優勝を飾った与論町チーム(同町提供)

川上嘉久監督(60)は「これまでの最高位は2016年の4位だった。今年は県下一周駅伝に出場した町出身の3選手をはじめ、日ごろから走り込んでいる地元選手がそろった。町民総出の応援も力になった。来年は連覇を目指す」と喜びを語った。

 

【総合】①与論町2時間35分36秒②名護市南2時間38分25秒③今帰仁村3時間38分37秒④名護市北2時間46分48秒⑤国頭村2時間48分3秒⑥本部町2時間48分51秒⑦宜野座村2時間51分50秒⑧恩納村2時間52分55秒⑨伊是名村2時間57分40秒⑩伊江村2時間59分41秒⑪伊平屋村3時間17秒⑫大宜味村3時間16分9秒⑬東村3時間18分54秒⑭金武町3時間19分0秒

 

【区間賞】▽1区(一般男子6・5キロ)浅倉望(名護市南)21分58秒▽2区(一般女子1・9キロ)佐渡山真雅(東村)6分40秒▽3区(50代男子3・1キロ)金城守(恩納村)10分58秒▽4区(一般男子7・2キロ)當山魁人(今帰仁村)24分13秒▽5区(一般男子6・3キロ)堀田駿太(名護市南)22分5秒▽6区(40代男子4・0キロ)上原英恵(伊平屋村)13分49秒▽7区(一般男子6・3キロ)原田涼平(与論町)22分24秒▽8区(一般女子2・1キロ)仲村奈穂(宜野座村)7分11秒▽9区(30代男子5・7キロ)山田勇基(与論町)19分17秒