和泊、8年ぶりV 女子は古仁屋A 地区中学駅伝

2019年10月04日

スポーツ

スタートする女子1区の選手たち=3日、奄美市笠利町の太陽が丘総合運動公園陸上競技場

スタートする女子1区の選手たち=3日、奄美市笠利町の太陽が丘総合運動公園陸上競技場

 2019年度大島地区中学校総合体育大会(地区中学校体育連盟主催)の駅伝競技は3日、奄美市笠利町の太陽が丘総合運動公園陸上競技場を発着点に行われた。奄美大島内外の男子25、女子24チームの計49チームが出場。男子は6区間20キロ、女子は5区間12キロで健脚を競い、男子は和泊が8年ぶりに優勝。女子は古仁屋Aが2連覇した。大会はこれで全12競技を終了した。

 

 男子の和泊Aは1区で東龍之介が5位と出遅れたものの、2区の末川俊助が区間1位の走りで総合順位を1位に押し上げ、た。3区の伊地知陽太、4区の田代雅、5区の花輪琉太がトップを維持し、最終走者の花輪富士翔にたすきをつなぎ、そのままゴールした。

 

 女子の古仁屋Aは1区の保田ひまりが2位で好発進。2区の榮さやかが順位をトップにした。3区で神村仁子が一つ順位を落としたが総合2位で4区の根本もえなにたすきをつなぎ、5区の太田杏渚が区間1位の快走でトップに戻し、2位の和泊に16秒差をつけてゴールした。

 

 和泊の川間悠斗主将(3年)は「夏休みからみんなで練習を続けてきた。登り坂に苦戦したがこれまで取り組んできた成果を発揮できた。誕生日を迎えたコーチに最高のプレゼントを送ることができた」、古仁屋Aの保田ひまり主将(3年)は「9月末の試走で全体のタイムが遅く、県大会出場権を得る4位以内にできるか不安だったけど、力を合わせて最後はアンカーの太田が引っ張って連覇できた。県大会でも上位入賞を目指したい」と話した。

 

 【男子総合】▽順位 ①和泊A1時間11分9秒②喜界1時間12分20秒③龍南1時間12分20秒④小宿1時間12分30秒⑤知名A1時間13分6秒⑥金久1時間13分13秒⑦赤木名A1時間13分52秒⑧朝日A1時間14分15秒⑨赤徳1時間14分39秒⑩名瀬1時間15分0秒⑪古仁屋⑫城ケ丘⑬和泊B⑭亀津⑮面縄⑯伊仙⑰知名B⑱大和⑲犬田布⑳笠利21赤木名B22朝日B23田検・久志(オープン)24大川25阿木名・住用・金久(オープン)

 

 【男子区間賞】▽1区(4キロ) 山元獅土(朝日A)13分35秒▽2区(3キロ) 末川俊助(和泊A)10分0秒▽3区(3キロ) 伊地知 陽太(和泊A)10分37秒▽4区(3キロ) 國分秀晟(赤木名A)10分13秒▽5区(3キロ) 花輪琉太(和泊A)10分38秒▽6区(4キロ) 平田アジャム(龍南)14分8秒

 

 【女子総合】▽順位 ①古仁屋A46分0秒②和泊46分16秒③金久A47分44秒④亀津49分11秒⑤田皆49分19秒⑥笠利50分3秒⑦龍南50分7秒⑧朝日A50分23秒⑨喜界50分31秒⑩赤木名50分31秒⑪小宿⑫名瀬⑬犬田布⑭金久B⑮面縄⑯朝日B⑰城ケ丘⑱伊仙⑲田検⑳赤徳21沖永良部合同(オープン)22大和23大川

 

 【女子区間賞】▽1区(3キロ) 永田侑希(笠利)10分41秒▽2区(2キロ) 町田千春(和泊)7分32秒▽3区(2キロ) 通村祐花(和泊)7分25秒▽4区(2キロ) 渡埜々花(朝日A)7分40秒▽5区(3キロ) 太田杏渚(古仁屋A)12分18秒

 

 ※男女とも上位4位までが県大会(11月、指宿市)での出場権を獲得。オープンはオープン参加。

男子優勝の和泊と女子優勝の古仁屋の選手たち==3日、奄美市笠利町の太陽が丘総合運動公園陸上競技場

男子優勝の和泊と女子優勝の古仁屋の選手たち==3日、奄美市笠利町の太陽が丘総合運動公園陸上競技場