大島ナインを後押し 奄美出身者ら熱い応援 九州高校野球
2021年11月07日
スポーツ
【鹿児島総局】九州地区高校野球大会で大島が初戦に臨んだ6日、鴨池市民球場(鹿児島市)の三塁側スタンド席は選手の保護者や駆け付けた奄美出身者らが埋め尽くし、熱い応援で大島ナインを後押しした。
今大会の結果が来春のセンバツ高校野球出場校を決める参考資料になるとあって、各試合の注目度は高く、対戦校の大分舞鶴の関係者をはじめ、野球ファンも県内外から多数訪れた。
時おり強い雨が降る中、大島の応援席ではそろいの法被を着たり、ペットボトルなど音が出る応援グッズで選手たちを鼓舞する姿が見られた。8回裏、大島が2点を奪って逆転した場面では、応援席がこの日一番の盛り上がりを見せた。
試合時間は約3時間半。延長10回を終えて決着がつかず、雨天のため7日の再試合が決定した。
応援に訪れた大島高校野球部OBの芝田雅さん(26)=鹿屋市在住=は「大高らしい粘りの野球を見せてくれた。勝つことができなかったのは残念だが、気持ちを切らさずまた試合に臨んでほしい。再試合も応援に来ます」と話していた。