奄美出身力士にエール 関西奄美相撲連盟
2019年03月12日
スポーツ
関西在住の奄美出身者らでつくる関西奄美相撲連盟(山口久義会長)は3日、兵庫県尼崎市のホテルで奄美出身力士の大阪場所激励会を開催した。約100人が出席し、相撲界で活躍する出身力士らにエールを送った。
激励会は12回目。16人の現役奄美出身力士に加え、佐ノ山親方(元里山=奄美市笠利町出身)、幕内行司の木村寿之介さん(徳之島町出身)、高砂部屋マネジャーの松田哲博さん(元一ノ矢=徳之島町出身)も出席した。
志村淳哉関西奄美相撲連盟理事長が開会あいさつ。郷土よう拝に続き、参加者全員で「島育ち」を合唱。主催者を代表して山口会長が参加者に謝辞を述べた。
力士代表で幕内力士の明生(瀬戸内町出身)があいさつ。「古里の皆さまの応援が力士にとっての励み。出身者の誇りを胸に精進したい」と述べた。
参加者は登壇した力士全員に金一封を贈呈。会場に拍手が湧き起こった。
豊富建設グループ会長の道山俊男さんの乾杯発声で祝宴がスタート。わんぱく力士の土俵入りや、松田マネジャーによる「シコからの健康術」と題した講演もあった。力士らによるカラオケや抽選会、全員での「奄美さんさん音頭」などと続いた。
福永康子相談役が閉会のあいさつを述べ、勝山弘昭理事による万歳三唱で幕を閉じた。