子どもたちの熱戦に沸く やちゃ坊相撲、5年ぶり開催 奄美市
2024年08月05日
スポーツ
未就学児から小学生を対象にした、第37回MBC奄美やちゃ坊相撲大会(MBC南日本放送主催)は4日、奄美市の名瀬中学校であった。個人76人、団体24チームが出場。新型コロナウイルス禍などでの中止を経て2019年以来5年ぶりの開催で、子どもたちの真剣な取り組みに会場では観客から大きな声援が送られた。
「やちゃ坊」は「元気な子ども」を意味する奄美の方言。過去には大相撲で活躍する力士も出場したことがある本大会は、未就学児、小学校低学年、高学年の三つの団体種目と、各学年の個人戦が行われた。
団体高学年の部で熱戦を制し優勝した笠利相撲Aの内村瀧太郎君(宇宿小6年)は「団体で初めて優勝できて本当にうれしい。仲が良いチームで、(すでに出場が決まっている)九州大会でもたくさん勝てるように努力したい」と喜んだ。
大会には大相撲の伊波が観戦、合宿で奄美を訪れていた鹿児島実業高校相撲部の生徒が土俵係を務めるなど相撲関係者が大会に花を添えた。
【団体】▽低学年 ①笠利やちゃ坊相撲クラブA②瀬戸内少年相撲クラブ③笠利やちゃ坊相撲クラブB、朝日相撲スポーツ少年団A▽高学年 ①笠利相撲A②瀬戸内少年相撲クラブ③朝日相撲スポーツ少年団A、住用相撲クラブA
【個人】▽未就学児 ①角瑚士郎(瀬戸内少年相撲クラブ)②榮大翔(同)③山田賢征(笠利相撲)▽1年 ①日高希輔(笠利やちゃ坊相撲クラブ)②元田風歩(同)③岩崎夢歩(住用相撲クラブ)▽2年 ①大山煌人(笠利やちゃ坊相撲クラブ)②川畑颯真(瀬戸内少年相撲クラブ)③後藤旭輝(同)▽3年 ①朝田晟介(瀬戸内少年相撲クラブ)②大野捷(笠利相撲)③磯和翔(笠利やちゃ坊相撲クラブ)▽4年 ①桑山音乃(瀬戸内少年相撲クラブ)②木下丞二(同)③後藤光輝(同)▽5年 ①瀧田風理(笠利相撲)②前田一(住用相撲クラブ)③大野尊(笠利相撲)▽6年 ①松井理馬(瀬戸内少年相撲クラブ)②岸龍誠(住用相撲クラブ)③鎌田龍愛(瀬戸内少年相撲クラブ)