岩佐亮佑選手が奄美入り/ボクシング・SB級チャンプ
2018年06月26日
スポーツ
国際ボクシング連盟(IBF)世界スーパーバンタム級チャンピオンの岩佐亮佑さん(28)が25日、合宿のため、空路奄美大島入りした。奄美合宿は昨年に続いて2回目。7月1日まで滞在し、島内のロードコースで走り込むなどのトレーニングを行い、8月の防衛戦に備える。
岩佐さんは千葉県出身。昨年9月、当時のIBF世界スーパーバンタム級王者の小國以載選手と対戦。TKO勝ちでチャンピオンになった。今年3月に両国国技館(東京)であった初防衛戦ではフィリピンのエルネスト・サウロン選手に3―0の判定勝ちした。
昨年12月の奄美合宿で、温暖な気候と練習に集中できる環境に恵まれたことから、所属ジムのセレス小林会長が再び奄美大島を合宿地に選んだという。合宿にはセレス会長と今月プロデビューした同ジムの南出仁選手も同行した。
奄美市笠利町の奄美空港では奄美スポーツアイランド協会が歓迎セレモニーを行い、協会を代表して奄美市笠利総合支所の髙一也事務所長が「奄美でトレーニングし、次回の試合に向けて頑張ってほしい」とあいさつ。岩佐選手は「奄美での合宿のおかげで防衛戦に勝利できた。短期間だが精いっぱい練習に取り組みたい」と話した。