愛工大名電野球部が来島 センバツ優勝へエール 徳之島町
2024年02月23日
スポーツ
高校野球の名門、愛知工業大学名電高校硬式野球部の徳之島合宿歓迎セレモニーが22日、徳之島町健康の森総合運動公園であった。選抜高校野球大会(センバツ)に、今春12年ぶりに出場する同部へ、町や宿泊施設が町内産のタンカン、バレイショなどの特産品を贈呈。2005年以来19年ぶり2度目のセンバツ制覇へエールを送った。
同部は今春のセンバツを含め、甲子園春夏合計25回出場。中学1年まで4年間徳之島で過ごした吉田剛(1年)も所属する。徳之島合宿は18年から始まり、5回目。選手、スタッフ計39人が21日に空路で徳之島入りした。
贈呈品は町内産のバレイショ40㌔、タンカン20㌔のほか、ミネラルウオーターなど。徳之島町総務課の村上和代課長は「パワースポットと呼ばれる徳之島での合宿でパワーを吸収し、選抜大会で優勝を目指して」とあいさつ。
差し入れを受け取った山口泰知主将(2年)は「この徳之島の地で徳を積み選抜大会で優勝し、夏の愛知県大会4連覇を達成する。全員で同じ方向を向いて頑張る」と意気込み、倉野光生監督は「徳之島は愛知と比べ非常に温かい。この合宿で一気に試合できる状態まで持っていく」と語った。