朝日中出身の田中3位入賞 U―18日本陸上選手権大会
2018年10月24日
スポーツ
JOCジュニアオリンピック大会の第12回U―18日本陸上選手権(日本陸上競技連盟主催)が19~21の3日間、愛知県の名古屋市瑞穂公園陸上競技場であり、36人が出場した男子400㍍障害Aで朝日中出身の田中天智龍(鹿児島南高2年)が52秒91で3位入賞した。
田中は朝日中3年の夏まで野球部に所属し、遊撃手と投手を務めた。高校でも野球を続けようと、脚力強化の目的で地元の陸上クラブでトレーニングを積み、奄美市中学総体で陸上110㍍障害に出場したことをきっかけに鹿児島南高進学後は陸上に転身した。
今年5月の県高校総体400㍍障害を制し、8月のインターハイでは準決勝に進んだ。今月11~13日に大分市であった全九州高校新人戦の400㍍障害では優勝。4×100㍍B決勝もメンバー入りし、同校の準優勝に貢献した。現在、男子部の主将。
田中を指導した津村陸上クラブの津村照弥監督(54)は「未来のオリンピック選手候補が集まる大会でよく頑張ってくれた。2020年の東京五輪出場も夢ではない」と話す。
田中は「インターハイに出場したときの経験と、仲間たちからの応援が力になり、入賞できた。県の高校400㍍障害の記録(51秒96)を塗り替えて、インターハイでも3位以内を狙いたい」と話した。