笠利が連覇飾る 奄美市地区対抗駅伝
2018年01月15日
スポーツ
第51回成人祝賀奄美市地区対抗駅伝競走大会(奄美市、市教育委員会、市体育協会主管)は14日、同市名瀬の奄美市役所前を発着点に20区間42・195㌔のコースであり、笠利が2連覇を飾り、躍進賞は金久が獲得した。沿道には市民が詰め掛け、力走する選手に声援を送った。
大会は8地区の対抗であり、小学生―一般の160人が出場。名瀬小学校体育館で行われた開会式では住用地区の14区走者の上村直選手(39)が「仲間との絆である襷(たすき)胸に、沿道の皆さんの応援を力にして最後まで走り抜くことを誓います」と宣誓した。
レースは金久が序盤リードするが、3区で上方が3位から先頭に立ち、8区では2位の笠利が1位に躍り出ると、その後は独走し、2位の上方に3分9秒差をつけてゴールした。3位の下方は8区で順位を4位から3位に上げ、順位を維持した。金久は9区で4位と後退するものの、順位をキープし、昨年よりタイムを6分49秒縮め躍進賞に輝いた。
今大会は大会規定で9、17区は繰り上げスタートを行った。
躍進賞・金久の川元英経監督(41)「それぞれの区間で選手たちが全力で頑張った結果。来年は順位も上げていきたい」
【総合】▽順位 ①笠利2時間23分32秒②上方2時間26分41秒③下方2時間26分59秒④金久2時間37分37秒⑤古見方2時間40分29秒⑥奄美2時間41分46秒⑦伊津部2時間45分0秒⑧住用2時間45分29秒
【区間賞】1区(小学女子1・3㌔)深瑛里(金久)4分42秒▽2区(中学女子1・7㌔)野竹ゆめみ(笠利)5分29秒▽3区(小学男子1・6㌔)山元獅土(上方)4分53秒、大山倖汰(笠利)5分24秒、久野耀大(下方)5分29秒=以上区間新▽4区(小学女子1・1㌔)渡埜々花(上方)4分4秒▽5区(一般男子3・2㌔)吉隆之輔(上方)9分50秒▽6区(一般・高校女子1・7㌔)上園田ゆき乃(奄美)6分4秒▽7区(中学男子2・0㌔)中田紫音(上方)6分25秒=区間新▽8区(一般・高校男子3・3㌔)池田勇建(笠利)10分20秒▽9区(一般・高校男子3・4㌔)中村明(笠利)10分46秒▽10区(小学女子1・0㌔)深莉乃(金久)3分34秒▽11区(50歳代男子1・2㌔)備博典(上方)3分50秒▽12区(一般・高校女子1・0㌔)牧野ゆり(笠利)3分56秒▽13区(中学女子1・1㌔)大山菜々花(笠利)3分44秒▽14区(一般男子3・1㌔)岸田賢吾(下方)9分18秒=区間新▽15区(小学男子1・7㌔)三浦琉生(伊津部)宗清将才也(笠利)6分17秒▽16区(中学男子3・2㌔)徳丸寛太(上方)10分23秒▽17区(中学男子3・1㌔)松元聖真(笠利)10分40秒▽18区(小学男子1・7㌔)長谷川蒼大(笠利)6分2秒▽19区(一般・高校男子3・1㌔)栄友次郎(笠利)9分58秒▽20区(40歳代男子)岸田幸介(下方)8分29秒