離島甲子園、あす開幕 奄美大島で初開催

2023年08月20日

スポーツ

会場に設置されたのぼり旗=19日、奄美市名瀬の奄美川商球場

「国土交通大臣杯 第14回全国離島交流中学生野球大会」(通称・離島甲子園)が8月21~24日、奄美大島各地で開催される。北は新潟県の佐渡市(佐渡島)、南は沖縄県の竹富町(八重山諸島)まで、全国26自治体から25チームが参加。全国の離島の中学生が一堂に会してトーナメントで熱戦を繰り広げる。

 

離島甲子園は元プロ野球選手の故村田兆治氏が提唱し、野球を通した島と島との交流や青少年の健全育成などを目的に2005年(現在の大会名では08年)に始まった。奄美群島での開催は今回が初めて。奄美群島日本復帰70周年記念事業として、奄美大島5市町村が共同開催する。

 

奄美からは奄美市選抜2チーム(シャリンバイズ、ガジュマルズ)、龍郷選抜、瀬戸内町選抜、徳之島選抜の5チームが出場する。

 

大会は8月21日が開会式。22~24日に試合が行われるほか、期間中は野球教室や「さよならパーティー」などの交流イベントも予定されている。