鹿児島レブナイズが名瀬で公式戦
2018年10月21日
スポーツ
プロバスケットボール男子Bリーグ3部(B3)の鹿児島レブナイズ―埼玉ブロンコス戦が20日、奄美市の名瀬総合体育館で始まった。奄美でのプロバスケ公式戦は17年2月以来。バスケファンら407人が詰め掛け、プロの迫力あるプレーに見入った。鹿児島が本拠地で奄美市が準ホームのレブナイズは85―86で惜敗した。第2戦は21日午後1時から同体育館である。
鹿児島レブナイズは2017―18年シーズンからB3に所属。同シーズンは9チーム中、ファーストステージ3位、レギュラーシーズン6位、ファイナルステージ4位。
レブナイズは第1クオーターでシェルトン・ボイキンの3ポイントシュートなどで得点を重ねて25―16とリードしたが、第2クオーターで逆転された。44―45で折り返した後半も埼玉の猛攻が続き、レブナイズもアントン・ウォーレンのダンクシュートなどで第4クオーター終盤に追いついた。しかし、終了間際のファールでフリースローを許し、1点差で涙をのんだ。
試合後、玉田博人主将(25)「私たちにとって奄美は特別な場所。明日は必ず勝つので応援をお願いします」と観客へあいさつ。鮫島俊秀ヘッドコーチ(63)は「リーグ上位のチーム相手に選手は頑張った。勝てなかったのはヘッドコーチのせい。明日こそは勝利を」と語った。
鹿児島レブナイズに所属する奄美市名瀬出身の肥後剛(30)は20日、故障などで出場できなかった。今シーズンは同日現在、埼玉ブロンコスは7戦し、4勝3敗で10チーム中3位につけている。鹿児島レブナイズは5戦5敗。21日に初勝利を狙う。