23年鹿児島国体、10月7日開幕 障害者スポーツ大会は28日から

2021年03月11日

スポーツ

 2023年に鹿児島県で開かれる国民体育大会(かごしま国体)と全国障害者スポーツ大会(かごしま大会)について県は10日、両大会の会期が正式に決定したと発表した。国体は10月7~17日、障害者スポーツ大会は10月28~30日に開催する。

 

 県実行委員会は昨年10月末に鹿児島市であった常任委員会で、国体の会期を23年9月30日~10月10日、障害者スポーツ大会は同年10月21~23日とする案を承認していた。

 

 県実行委の会期案を踏まえ、国などと協議していた日本スポーツ協会は今年1月、国体について10月7日開幕の会期案を県側に示した。

 

 県実行委はこれを受け、今月5日の総会(書面開催)で日本スポーツ協会案を可決。同協会は10日、会期を正式に決定し、県に伝えた。国体の会期決定に伴い、障害者スポーツ大会の会期も当初の案から1週間後の10月28日開幕に決定した。

 

 両大会とも、各競技の会期や会場については、20年に開催予定だった期間と会場の使用を基本とする。 国体については県と開催地となる市町村、各競技団体が協議、調整し、日本スポーツ協会の承認を受ける。障害者スポーツ大会については、県が開催地である7市と競技団体との調整結果を踏まえ、スポーツ庁、日本障がい者スポーツ協会と協議して決定する。