インハイ出場へ意欲 大島北高カヌー部が奄美市長表敬 

2022年07月22日

スポーツ

市長表敬しインターハイへの抱負を語った生徒ら=21日、奄美市役所

香川県で8月から開かれる全国高校総合体育大会(インターハイ)のカヌー競技で、4人乗りのカヤックフォアに出場する大島北高カヌー部の女子生徒らが21日、奄美市の安田壮平市長を表敬訪問した。3年生で昨年もインターハイに出場した吉山麻優さん(17)は「前大会の悔しさをバネに練習に励み、必ず準決勝に進みたい」と意欲を見せた。

 

大島北高カヌー部は男子4人、女子5人。奄美市名瀬でスポーツクラブを運営する元カヌー日本代表選手の白畑瞬さんを外部コーチに迎え、学校近くの川や海で練習に励んでいる。

 

インターハイに出場するメンバーは吉山さんのほか、壽藤愛珠莉さん(3年)、山千絵梨さん(2年)、肥後楓香さん(1年)、朝岡歩紀花さん(同)。女子フォアのインターハイ出場は2年連続で、昨年は3秒差で惜しくも予選突破を逃した。

 

吉山さんは「絶対に準決勝に進むという強い気持ちでチームを引っ張り、1秒でも早くゴールしたい」と抱負。安田市長は「市としてもできる限り支援をする。持ち前のパワーを発揮し、体に気を付けて楽しんできてください」と激励した。

 

女子部員全員と白畑コーチ、松本勇二校長が表敬訪問した。大会は8月2~6日、香川県坂出市の府中湖カヌー競技場である。