女子プロ野球チーム 愛知ディオーネ奄美入り

2018年04月28日

スポーツ

 

SP 女子プロ野球愛知ディオーネ奄美入り_180427 女子プロ野球チームの愛知ディオーネ(愛知県)の碇美穂子監督や選手、スタッフら約70人が27日、京都フローラ(京都府)との公式戦のため、空路奄美大島入りした。奄美市笠利町の奄美空港で奄美市教育委員会が歓迎セレモニーを行い、山田春輝事務局長が「奄美での公式戦をに加えて野球教室などを開いてくれることに感謝している」とあいさつした。

 

 日本女子プロ野球機構は2009年8月に設立。17年度は愛知ディオーネ、京都フローラ、埼玉アストライアの3チームが年間を通じたリーグ戦を全国各地で行い、埼玉が年間総合優勝を飾った。奄美での公式戦は、「地元の子どもたちに夢を与えたい」という奄美市の金久中出身で愛知ディオーネ投手の里綾実投手(27)の願いを女子プロ野球機構がかなえた。

 

 歓迎セレモニーで花束を受け取った碇監督は「約束していた奄美で試合がみなさんの協力のおかげでできるようになった。会場でプロの選手たちが頑張っている姿を多くの人に見に来てほしい」」と語った。

 

 京都フローラとの公式戦は28日、同市の名瀬運動公園市民球場で午後1時開始。試合終了後は同球場で島内の小学生を対象に野球教室も予定している。チケットの問い合わせは電話0997(53)8900バッティングセンターしまかわへ。

 

 【写真説明】ヨコ

歓迎セレモニーを受け、あいさつする愛知ディオーネの碇監督(右)ら=27日、奄美市笠利町の奄美空港