名瀬の空に虹架かる 奄美市
2020年06月10日
自然・気象
9日午後6時ごろ、奄美市の名瀬港上空に虹が架かった。観光船バース付近では、散歩中の市民が足を止め、きれいな弧を描いた虹を写真に収める姿が見られた。
名瀬測候所によると、虹は雨が降った後に日が差すとでき、視程が良いときれいに見える。観光船バースからはくっきりと半円を描いた虹の上に、うっすらともう一本架かるのが確認できた。
撮影に訪れた小宿小1年の金井藍瑠さん(6)は「きれい。2本の虹は初めて見た。写真も動画も撮った」と笑顔。母・瞳さん(40)は「最近暗いニュースが続いているので、未来を照らして、みんなに希望を与えているかのようですね」と話していた。