奄美地方 梅雨明け
2018年06月27日
自然・気象
鹿児島地方気象台は26日、奄美地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年と昨年より3日早く、23日の沖縄に次いで全国で2番目の梅雨明け宣言。奄美各地はこの日、青空が広がり、気温が30度を超える真夏日となった。
名瀬測候所によると、梅雨入りが発表された5月7日から6月25日までの奄美各地の降水量は奄美市笠利町(432・5㍉)を除いて500㍉を超えた。奄美市名瀬は692・5㍉で平年より約100㍉多く、沖永良部島は553・5㍉で平年を約150㍉上回った。台風6号接近時に記録的な大雨が降った与論島は平年より約200㍉多い596・0㍉だった。
26日の最高気温は奄美市名瀬で今年最高の32・3度に達した。市内の海辺では水遊びを楽しむ観光客や親子らの姿が見られた。
名瀬測候所によると、奄美地方は向こう1週間、湿った空気の影響で雲が広がりやすい日もあるものの、高気圧に覆われて晴れる日が多い見込み。