徳之島遺産センター 来場1万人突破 徳之島町花徳
2025年02月12日
自然・気象

徳之島遺産センター 来場1万人突破 徳之島町花徳
徳之島町花徳に2024年12月22日にオープンした徳之島世界遺産センターは11日、開館から52日で来場者数が1万人を突破した。1万人目となったのは天城町大津川の藤岡陽一郎さん(73)と宮本亘作さん(30)。同センターから記念品と花が贈られた。
同センターは「徳之島リビングミュージアム」をコンセプトに、居心地のいい空間で徳之島の自然の魅力や世界遺産としての価値を学べる施設。1万人を突破した11日現在、1万112人来場。一日平均は247人。
1万人目となった藤岡さんと宮本さんは同日が初の来館。館内を見学し、藤岡さんは「アマミノクロウサギは黒いのかと思っていたらイノシシの子どもみたいな色をしていて驚いた」とコメント。宮本さんは「図書館も書店も少ない島なので、施設内に多くの書籍や映像資料があるのはありがたい。また利用したい」と話した。
同センターの中島美和事務局長は「これからも何度も足を運んでもらい、実際のフィールドにも関心を持ってもらえる施設となるよう、取り組んでいきたい」と語った。